夜間など耳鼻科を受診できない状況のときは、鎮痛剤(解熱剤)を使用してください。
鎮痛剤がない場合は、耳の周囲を氷嚢等で冷やすなどして痛みに対処する方法を試みてもいいかと思います。
耳から膿や水がでてきた場合は、耳たぶ周囲を拭くのみにして、耳の穴の中をいじったり耳栓をしたりすることはなるべく避けてください。入浴はせずに安静を まもってください。耳痛の原因は、耳の炎症性疾患、または風邪などの上気道の炎症疾患が大部分ですので、上記の対処方法で急場はしのげるかと思います。
ただし、頭痛、めまい、顔が麻痺する(顔がまがる)の症状のいずれかが出現している場合は、早急に病院を受診するようにしてください(髄膜炎や内耳炎などで 入院が必要である可能性があります)。