一般に夏に多い疾患です。
耳の皮膚にバイキンがはいった状態で、耳の鼓膜の内側の粘膜にバイキンがはいった中耳炎とは基本的には区別されます。
耳をひっぱたときに痛みが増強する耳痛が主な症状です。
悪化すると耳がふさがった感じや耳の下のリンパ腺の脹れなども生じます。
耳掻き、水泳などで耳の皮膚にきずがつき、そこに黄色ブドウ球菌等のバイキンがはいって発症します。
黄色ブドウ球菌は高温多湿の環境で繁殖力が上昇し、夏に 活動性がもっとも高まります。
化膿菌の代表菌ですが、とびひや食中毒の原因にもなります。
湿疹などの皮膚疾患、糖尿病などの全身疾患等があると外耳道炎を 繰り返すこともあります。
抗生剤軟膏の塗布 抗生剤、消炎鎮痛剤の服用 反復する方には抗ヒスタミン剤
耳掻きを控える(おおくても1回 / 1-2週間) 手洗い